はじめに
ペットは現代では家族の一員。様々な家庭でペットと一緒に生活されているケースが多くなっています
その中でお寺がペット霊園を運営するケースが増えていますが、運営には様々な課題なども発生します。
住職のインタビューから、お金の問題点と必要性を探ります。
住職のお寺では、ペット供養を今年7月から本格化。地元葬儀屋と提携、移動式火葬炉を導入。場所とお墓を提供する。
開始には反対あり。檀家は反対したが、様々な議論を繰り返した。今は応援に変わっているといいます。
ペット業界は新規参入も多く、市場規模も数年で増え続けています。その中には金のためだけの業者もいることが問題視され、
満足度が低く、「お金は取られたけど満足行く結果が得られなかった」という声もあるようです。
供養の必要性
ペットを家族と考える人が増え、本気で葬儀を求める。
仏教では畜生道だが、現代ペットは人間以上。
住職は「ペットになってくるともうやっぱりもう人間より上になってる部分もある」と指摘。
親の葬儀は簡素でもペットの葬儀は豪華なケースもあるようです。逆に、ペット葬儀が人間葬儀の大切さを広める効果もあるとも考えています。
無宗教と言いつつ、一緒に住むペットは家族、離れた親族より悲しみが強い場合もあり。住職は「一緒に住んでないのが今大きい」と分析。
高齢者飼い主問題
高齢者が新しくペットを向い入れる際、「どっちが先に死ぬかわからんから買えない」という声もしばしば。
ですが、ペットとの生活は認知症リスクの軽減、心身機能の維持、孤独感の解消、社会参加の促進するというメリットもあります。
住職の考え変化
ペット霊園事業を開始したペット霊園事業を開始した住職は、様々なペット問題へちゃんとした対策を講じる必要性を感じたといいます。
災害時ペットと一緒に避難できるところはまだまだ多くなく、都心部ではマンションに住んでいるがペットと一緒に避難ができないと思っている方が多いと言われ、その場合にはお寺を解放していくことも視野に入れ
高齢者の方向けには飼い主さんが先に亡くなられた場合、その後のペットのお世話などのサービスも検討していくとのことです。
「専門家の窓口」の役割
「専門家の窓口」では、寺院のトラブルや経営に関する有益な情報を提供します。
オンライン相談で専門家にアクセスし、オンラインチャット形式で気軽に相談ができるシステムを近日公開予定です。
おわりに
ペット霊園の重要性はお寺の役割が大きいと思います。
ペットを通じ、心の豊かさを。全国ネットワークで広がれば、社会貢献にもなると考えてます。
