第6回葬儀・法要コラム「通夜に出席するときに気をつけたい弔問マナー」

 通夜とは

 本来の通夜は、故人を布団に寝かせ家族が見守り、別れを惜しむことで一夜を明かすことでした。通夜は夜伽とも呼ばれることがあり、故人の家族や親族、親しくされていた方が集まり一晩中故人の霊を慰める儀式となります。

 現在では通夜と告別式も同じように「故人とお別れする場所」と捉える人が増えました。そのため、葬儀や告別式よりも出席しやすい通夜に出席する人が増えてきています。仕事や事情により葬儀・告別式に参列できない方が増えて来ている現代においては仕方がないのかもしれません。ですが本来は親しい関係でなければ通夜には出席せず、告別式に参列することを覚えておいた方がいいでしょう。

 通夜は一般的には1時間程度かかるといわれていますが、場合によっては2時間程度行なわれる事もあります。

 

 

 通夜振る舞い

 通夜振る舞いとは、通夜が終わったところで弔問客に食事や飲み物を提供し、故人を偲ぶ場を指します。

 故人を偲んで想い出を語り合い、冥福を祈る場で、ご遺族の立場では、急な不幸ごとに駆けつけてくれた弔問客に感謝を示し、軽食やお菓子を振る舞う意味があります。

 通夜振る舞いの席は、弔問に対するお礼とお清め、故人の供養のために設けられているため、遺族に誘われた場合は遠慮することはせず、席に着き食事をするのが礼儀です。ですが、通夜振る舞いの席は宴会の場ではないので、お酒を飲んで長居することや、故人の話と関係ない話題を話すことは避けましょう。途中で離席する場合は周囲の人に伝え退席するようにしましょう。

 

 

 お悔やみの言葉に気をつける

 通夜・通夜振る舞いの際に遺族にお悔やみや慰めの言葉をかけることと思います。葬儀に参列した際には、自分が参列した事をご遺族側にも是非気付いて欲しく近くまで行きお話したいところですが、参列した全ての人とご遺族がお話できる筈はなく、次々と参列者が挨拶に来てはとても大変です。お悔やみの言葉を伝える場合は状況に応じて簡潔にし、大声で話すことや、長々と話すさないようにしましょう。

 忌み言葉

 お悔やみの言葉や弔電、弔辞などでは、不幸が続くことを避けたい願いから「たびたび」「重ね重ね」といった「忌み言葉」を避けます。「死ぬ」「亡くなる」などの直接的な表現を避けることもマナーです。忌み言葉も宗教によって変わってきますので注意が必要です。

 

 お悔やみの言葉の参考例

 

 仏教

・この度は、誠にご愁傷様でございます。心からお悔やみ申し上げます。

・このたびは、本当に残念でなりません。ご家族の皆様、どうぞお力落としのございませんように。

・突然のことでお慰めの言葉もございません。心よりご回復を祈っておりましたのに、本当に残念でなりません。

 キリスト教

・安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます。

 神道

・御霊(みたま)のご平安をお祈り申し上げます。

 などの言葉をかけるようにしましょう。また宗教によってお悔やみの言葉も変わって来ますので注意します。

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